代表の柏倉です。
髪質改善をうたっていて、「なぜ、デザインに特化しないの?」と聞かれたことがあります。
私自身は、ヘアをデザインすることが大好きで、カットやパーマ、カラーで作るデザインを楽しみながら仕事をしています。
ところが、です。
「素材としての髪」のコンディションが良くないと、いくらステキなデザインを施したとしても、うまくまとまってくれません。
せっかくのパーマが取れやすかったり、カラーが色落ちしたり。
美容師としてデザインしたことが、水の泡になってしまうことが、実は多くあります。
そこで、「素材としての髪」そのものをキレイにしていく取り組みをしよう、と決めたわけです。
「髪質改善」を全面に打ち出すことは、実は美容室としてはなかなか勇気が要ります。
専門性を打ち出すということは、他は切り捨てるようなイメージがついてまわりそうな気がするからです。
やってみると、「髪質改善」を求めていらっしゃるお客さまにお越しいただくことができ、「素材としての髪を良くしていく」という趣旨に賛同していただけます。
ヘアデザインのための「髪質改善」です。
ビックリするぐらいデザインが良くなります。まとまりがちがいます。
デザインも含めて、トータルで髪が美しくなります。
結局、お客さまに対して誠実な仕事ができることとなり、そして髪をさわっている私自身もすごく嬉しくなります。
お客さまの髪を美しくデザインすること。それは、美容師としての醍醐味です。