【ヘアカラーの話①寒色系・暖色系】
髪のカラーリング、どんな色が良いか?似合うか?というのは、一つの関心事です
まず大前提として、日本人の一般的な黒髪は、赤系のメラニン色素が強く、カラーをすると、茶色→オレンジ→黄色と、赤みを帯びながらトーンアップしていきます
外国人風カラーが流行ってはいますが、ハッキリした色味を出すためには何度かブリーチを重ねて、ブロンドに近い状態からカラーリングを施す必要があり、
上から重ねたカラーは、またブリーチした状態に戻りやすいです
そこまで明るくしない場合は、茶色ベースのなかで、わずかな色味の変化を楽しむ、というのが日本でのカラーのあり方となっています
色味は大きく、寒色系(ネイビー・マット・アッシュ・グレー)と、暖色系(赤・ピンク・オレンジ・イエロー)に分かれます
季節的な傾向としては、気温が高くなると、明るめの暖色系のオーダーが多くなり、寒くなると、暗めの寒色系のオーダーが増えます
当店は、髪質を改善していこうというヘアサロンなので、
赤みが気になるという方は、赤みの反対色である寒色系を、
それから、髪のパサつきが気になる方は、黄色に寄らない寒色系で暗めの色を、
という風に、お悩みや気になるところに対して、補助できるような色みにすることが多いです
カラーの目的として、ツヤが出て、なるべく長持ちするような色の選定をさせていただいています
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