【クセ毛の話⑥矯正の仕組み】

 

時々、お客さまからご質問があるので、縮毛矯正の仕組みを解説します

 

まず、1液と呼ばれる薬剤を塗ります

 

髪の中の結合を切って、変化しやすい状態にします
簡単にいうと、髪がゴムのようにビヨンビヨンになります(軟化といいます)

 

この工程がとても大事で、しっかり軟化させなきゃ、あとで髪が真っ直ぐにならないし、さりとてやりすぎると猛烈なダメージになるので、

 

美容師としては毎回緊張するところです

 

とはいえ、髪はとても丈夫です
軟化させるのには、ある程度の時間がかかります

 

充分に軟化したら、1液を洗い流して、乾かして、ストレートアイロンをあてます
濡れたままアイロンをあてると、これまた大変なダメージになるので、しっかりと乾かします

 

このときに、髪の中も表面も、真っ直ぐの形状に揃えられていきます
ただ、これで終わりではありません

 

次の2液をかけて、真っ直ぐにした形状を固着させて、終わりです

 

縮毛矯正のあとは、お風呂に入っていいかどうか、髪をくくっていいかどうか、ということが話題になりますが、

 

この固着させるのに、施術後に、真っ直ぐのままで、空気に長く触れた方が良いとされているためです

 

なので、絶対ダメではありませんが、長く真っ直ぐを保つためには、ご協力いただければと思います

 

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